栄養の基礎知識

ペットの栄養を理解し、市販フードへの依存を乗り越えるには、共通の認識を持っている必要がありますから、ます基礎知識をおさらいしておきましょう 。

エネルギーはすべての生き物の根本的な必要物の1つで、細胞が機能するための力を供給しています。食品のエネルギー含量は炭水化物、脂質、蛋白質に由来しています。食品中のこれらの栄養素それぞれの含有量によってその食品のエネ ルギー含量が決まるのです。食事中の脂質は1グラムあたり約9キロカロリーを、 蛋白質と炭水化物は 1グラムあたりそれぞれ約4キロカロリーを供給しています。
エネルギー(カロリー)摂取量は、 慎重に監視する必要があります。食品からの カロリーの合計が動物が必要とする工ネルギー量を超えていると肥満につながる 可能性があり、若齢の犬の中には発育異常を来たすものもあります。動物のエネルギー必要量は多くの因子の影響を受けます。

ビタミンA(βカロテン)

成長期・虚弱体質の改善に効果抜群!

皮膚・髪・歯茎の健康を保ち、免疫力を正常にする。強い骨を作るのにも欠かせない。ビタミンAなしでは栄養素の効果は発揮できない。動物性では過剰摂取すると急性中毒症や慢性的な過剰症を起こし、吐き気・下痢・食欲不振・抜け毛・皮膚の炎症などが起こる。逆に植物性(βカロテンとしてなら)ではいくら摂つでも大丈夫!

効果⇒ガン予防、心臓病予防

カルニチン

カルニチン(L-カルニチン)とは体内に取り入れた脂肪をエネルギーに変えるために必要なビタミンの中の1種です。自然界には乳製品やペットフードの成分の1つである牛肉に含まれています。このカルニチンが体内に不足すると「拡張型心筋症」「弁膜性心疾患」「犬心臓糸状虫」「高脂血症」「肝リピドーシス」「腎疾患」「糖尿病」などの病気になることがあります。

特に中・大型犬のドーベルマンやセントバーナード、オールドイングリッシュシープドッグなどがこのカルニチンの体内の濃度が低くて発症してしまう「拡張型心筋症」に苦しみます。このカルニチンを補う犬用サプリメントもありますので使ってみましょう。